深夜の子猫ちゃん
2011-11-28
*この物語はフィクションです。
2 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/10/10(火) 00:19:58 ID:R9nGVdqM0
深夜の子猫①
しこたま飲んできた、深夜の帰り道。人通りのない、暗い道をテクテク歩いていた。
どこからともなく「ミィ~、ミィ~」という猫の鳴き声。聞いた感じではかなり小さな猫みたいだ。明らかに外で鳴いているので、鳴き声のする方に行ってみた。
すると、50センチ位の高さの塀と家の隙間に小さな子猫がいた。
体長20センチ弱。親とはぐれたのだろう。回りを見回しながら、鳴き続けていた。
瞬時にいろいろな考えが頭の中に浮かんだ。
「うちはアパート。猫を長期飼うことはできない。」
「今日、家族は出払っていていない。俺一人きりだ。」