あやまち3
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私は、すぐにTちゃんの所に行き、合流した。私は、Tちゃんに「一人で森にいて、怖くないの?」と聞くと、「うんうん、全然。学校でも、よく昼休みに男の子に混ざってやってるから平気。」と、その時Tちゃんが、上を見上げて、「あっ、カブトムシ、カブトムシがいる」と私も見上げると確かにそこには、2.5メートルくらいの高さの木にカブトムシが一匹いました。Tちゃんが、「お兄ちゃんとれる?」と聞いてきました。しかし、この高さは、・・・確かにそこの木は、太くて厚さがあり、横に生えている部分も丈夫そう・・・私は、Tちゃんに「自分の体重だと横に生えている枝??が折れてしまう。お兄ちゃんが肩車するからTちゃんが登って捕まえて。それなら、折れる心配もないし、何かあったらお兄ちゃんが下で支えるから」と言った。しかし、今日の格好は、ミニスカートだし、無理だと言うだろうと思ってあきらめていた。すると、Tちゃんが「わかった。おにいちゃん受験が近いだし、怪我すると大変だもんね。この高さかーお兄ちゃん、私、挑戦してみる」と急展開の返答。私は、すかさずTちゃんを肩車した