妻の喫煙

開く
2008-12-12

問いただせば簡単に済む問題も、自分が躊躇した瞬間から妻に対する疑いの形に変わって行った。
疑いを解決する方法は色々有るのかもしれない、灰皿を見つけた時に妻に問い詰める方法、或いは吸っている現場を押さえる方法。
いずれにしても、妻がガラムを吸っていた事は明白であり、この段階で私の中には妻の素行に興味が移っていたのかも知れません。
妻は長女の出産を期に一度勤めていた会社を退職したが、長男が生まれてから少しすると、前の上司の薦めもあり派遣社員の形で、また同じ会社に勤めていた。
その会社は、そこそこ名の知られた観光会社である、二度目の時は経験も評価され、添乗の仕事もある事を妻は私に納得させていた。
元来家に閉じこもっているのが似合うタイプの女性ではないと思っていた私は、妻の仕事に口を挟む気はなかった。
行動を起こすでもなく、数日が過ぎたある日仕事も速めに終わった私は同僚の誘いも断り、妻の勤める会社の近くに私は足を進めていた。
妻の素行が知りたいという私の気持ちは、気づいた時には探偵の真似事をさせていました。

お勧めの体験談