姉との体験
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私立高校に通う2つ年上の姉が、風邪をひいて2日程学校を休んで、寝ていた時のことでした。
中間試験の最終日で半日で下校して、道草もせずに家に帰ってみると、家の一番奥の両親の寝室で寝ていた姉が、
「お腹が空いたので、何か作ってくれない」
と甘えてきました。
残り御飯をおかゆに作り替えて、お盆で運んで行くと、両親の寝室はかなり温度が高くなっており、毛布と布団を掛けていた姉は、寝間着の裾を掻き併せながら暑い暑いと云いつつ、布団から起き上がりました。
そのとき僕の目は姉の太腿がチラリと見えたことを、しっかりと記憶しながら、熱いおかゆを食べる姿を姉の傍らで見守っていました。
いつしか、姉の額や首筋に汗が流れ始めた時に、姉は、
「凄い汗が出てきたよ、下着までびっしょりになっちゃった」
と云いますので、
「病人の世話をしてあげるついでに、汗を拭き取ってあげる」
と気安く返事をしました。
姉にタンスからタオルを持って来るように云われたので、大きなバスタオル