カット打法に審判部が待った 花巻東の千葉、号泣
2013-08-22
カット打法に審判部が待った 花巻東の千葉、号泣「自分の野球できなかった」
2013.8.21 19:54 [westスポーツ]
注意を受けた花巻東の千葉翔太の構え=19日、甲子園球場(沢野貴信撮影)
注意を受けた花巻東の千葉翔太の構え=19日、甲子園球場(沢野貴信撮影)
高い出塁率で活躍した花巻東の2番打者・千葉が準決勝前に、持ち味のファウルで粘る“カット打法”について大会審判部から注意されていたことが21日、明らかになった。注意によって準決勝でカット打法を封印した千葉は4打席とも出塁できず、チームは敗退。「自分の野球ができなかった」と号泣した。
千葉は19日の準々決勝でも粘って5打席5出塁と活躍。審判部はこの準々決勝後に、千葉の打法について「打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、バントと判断する場合もある」と定めた高校野球特別規則があることを佐々木監督らに伝えた。このため千葉は準決勝でもカット打法を続ければ、2ストライクと追い込まれるとファウルがバント失敗(三振)と見なされる