本当は愛されていた嫁
2008-11-25
3年前の話。
当時俺は28歳
元嫁27歳
娘4歳
大学で元嫁に告白されて付き合いだし、俺が社会人1年目の時に娘を妊娠。
そのまま結婚した。
当時は元嫁も明るく、友達も多い今時な女性だった。
出産当時は娘の事も可愛がり、家事もキチンとこなしてくれてた。
ところが娘が嫁になかなか懐かなかったのが全ての始まり。
実の娘に好かれない元嫁はそのイライラを躾と称した虐待で晴らすようになる。
俺も俺なりに元嫁を支えたが、仕事に出ている間に娘の傷は増えるばかり。
同僚や友人たちは離婚して俺が娘を育てるべきだ、と口を揃えて言うようになった。
しかし、俺はそれを聞き入れなかった。
いつか変わってくれると信じていた。
たぶん、あの頃は娘よりもまだ元嫁の事を愛してたんだと思う。
今では酔ってたんだなと思う。
俺が仕事に行く時はなるべく義母に来てもらって元嫁を監視、娘を守ってもらってた。