突然の雨に濡れ兄と…

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これからお話しする事は去年の2月頃の事でした。
私は当時某私立高校に通う二年生でした。
通学には自転車を使用し片道約40分の道のりです。
その日は朝から快晴、雲一つ無い澄み渡った青空が眩しかったのを覚えています。
そんな空を見て誰が雨を予想するでしょうか?
お昼を過ぎた頃から雲が出始めて、帰宅時間の頃には今にも雨が降り出しそうな真っ黒な雲が空一面に立ち込めていました。
私は降られる前に帰ろうと急いで家路につきましたが、家から後ほんのちょっと…500メートル程手前の所でポツリポツリと降りだし、その雨は次第に雨粒が大きくなり、それでも少しでも早く濡れない様に家に帰ろうと必死に自転車を走らせている私に容赦なく雨は激しさを増し、家に着くころにはドシャ降りの雨…私は全身ずぶ濡れになってしまいました。
更に気温が低く濡れた身体は体温を奪われガタガタと震え始める始末…
そんな状態で玄関のカギを開けようと震える手で鍵穴にキーを差し込みやっとの思いで玄関を開けて中へ入りました。
家に入ると私は濡れた


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