道場の思い出

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2007-10-30

小学生の中学年の頃、俺はクラスでいじめられていた。
理由は、多分、おとなしいから。無口だから。弱いから。だったと思う。
学校には友達がいない。毎日、イジメられて泣きながら家に帰る。
怖かったのは、学校にいる時間よりも下校の時。
朝は高学年と列を作って登校したから、ナニもされない。
学校でも、先生がいたので泣けば先生が助けてくれた。
でも、帰りはダレも助けてくれる人はいない。
ジャマものがいないから、イジメっこ達は、執拗に俺をいじめた。
家まで帰る時は、危険をさけるために、知らない人の家の庭を
横断して帰ったり、田んぼを渡ったりいろんなことをした。
それでも、見つかってイジメられる。足蹴にされて、罵倒されて
結局、ボロボロになって、泣いて帰るのが、日課だった。

母親は、パートにでていて5時まで帰ってこない。
大きな声を出して泣くと、同じ団地にすんでいる同級生にばれて、
翌日バカにされる。だから、俺は、

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