2日間だけの父親代行
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ここで知り合った知人が GW前に骨折して、行楽地などへの外出が出来なく
なったと知らされたのは、GW前半の中頃だった。そしてGW後半にせめて
娘だけでも遊園地やスーパー銭湯に連れ出してもらえないかと頼まれた。
自分の手元から、決して娘を手放さなかった人からの頼みとあっては、俺も
ヘタな手出しはできない。でも親の監視が無いから何か楽しみも有るだろう。
1日目は遊園地だ。娘の自宅に迎えに行くと、ミニスカの可愛い服で待って
いた。髪にはリボンまで付けて・・・こんな可愛い姿にして、俺1人に独占させ
てもいいのかな?そんなに俺を信用してもいいのかなぁ?俺はワクワクだ!
自宅から駅までの道すがら、思わず娘を抱き上げて頬ずりしてしまった。
女の子は不思議だ。親元を離れたとたん、次の自分の支配者は誰かを素早く
悟り、親同様に甘えて味方に付け、親のように話して、頼りにしてくれる。
そこで、どの程度の事まで親に秘密にできるのか、試しに聞いてみた。
「ねえ、今まで誰