帰らないで・・

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大学3年の夏、バイト先にキラ星のように輝く美人がいた。
体育系の大学で新体操をしていたが、親の都合で中退、
主に高校生や中学生の大会のエキジビジョンや、
ダンス教室のコーチなんかをしながら生活してるセミプロだってことだった。
背は160くらい、いつもポニーテールでニコニコと元気
パッチリでそれでいて切れ長の目、やや濃い目で真っすぐな眉
薄めで形のいい唇、当時彼女がいなかった俺には眩しすぎる人だった。

長い夏休みも終わりの頃
世間話くらいは照れずに出来るようになってた俺のところに
彼女が来て「今日終ったら相談したいことがあるんだけど都合どう」と。
それまでの数週間の断片的なおしゃべりから、彼女が付き合ってる男のことだと
察して内心穏やかではなかったけど、反面彼女と二人きりになれると思って
嬉しかったのは確かかな。

で、バイト後待ち合わせて彼女の指定の店に行って
最初は楽しく飲んでたんだけど、だんだん酔いが回っていよいよ


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