定食屋の小学生

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私が22歳のころ毎日のように通っていた定食屋は大して旨いものがあるわけでもないが、ほとんど居酒屋のようなところだった。定食をつまみに安酒を飲んで年がら年中常連同士であーだこーだとやっている。
その定食屋には子供連れもよく通っていた。夫婦そろって呑兵衛だったり、片親で子供を連れて歩かねば外食もできない家庭にとっては気さくな主人と常連のいるここは唯一気の抜けるところであったのかもしれない。
そんな店だから小学3~6年生の子供がわんさかくる。初めて店に来たときはおどおどしている子も一時間も経てばあっという間に大暴れだ。
何故か圧倒的に女の子が多く、常連の中でも比較的若い私は多くの女の子たちに懐かれていた。

ある夏、定食屋の常連連中と泊りがけで海へ行く話になった。店で打ち合わせをしているとシングルマザーとその子供の朋ちゃん(小5)が来店。いつものようにダッコしてオンブしてと私にまとわりついてくる。構わず打ち合わせをしていたところ、「私も行くっ!」と突然の宣言。子供は夏休みだが、その日は母親が仕事で当然いけない。いくらダメだといっても「なんで」「どうして」とマセ


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