Let’s　夜這い

「夜這いはムラ意識が強く、身分や貧富の格差が少ないフラットな地域で営まれました。自由な若者たちが夜這いという恋愛習俗を発達させたのです」
　　　　
当時、ムラの子供は13～15歳になると成人し、ムラのオトナとして「若衆組」に編入され、行事や祭りから警察、消防に至るムラでの役割を託された。若衆入りと同時に夜這いが始まる。
　　　
自身、「資料採取」の過程で、「向こうの山の中にお堂があるさかえ、きっと寄れや」と年上の女たちに言われ、自ら夜這いを体験した。
　　　　
＜ヤレヤレと戸をたたくと女が開けてくれた。仏前のロウソクを太いのに代えてくれると、中年の女性でキレイに見えたので安心する＞
　　　　
＜腰巻きも外して素裸になり、僕も裸にしてしまって、身体を寄せてくる。僕の手をつかんで下へのばさせ、やがて密林をつかませられた。なぜたり、さすったり、つまんだりしていると、荒い息をふきかけてくる。しばらく遊んでやろうとつかんで、しめたり、ゆるめたりしていると、身体をからませてにぎりにきた＞