観光望遠鏡から見えた鞭を振ってる女王様

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2021-05-20

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僕が小学校の時の話。
まだまだ好景気の時代なんて思われていた頃だから相当前の出来事になります。

僕は夏に、両親に旅行で横浜だったか東京だったかに連れて行ってもらった。
その日は夏なのに涼しくて天気もいいので、海辺近くの展望に立ち寄った。
展望台は広く、都会の街並みや海が広く見渡せるようになっており、いくつもの観光望遠鏡が並んでいた。
軽食やコーヒーが注文できる店があり、観光客用に多くの野外での日蔭用のパラソルと椅子が設置されていた。

両親が注文したコーヒーを飲みながら、次に行くところをどこにするのか決めるために休憩している間、僕は両親から、「待ってる間、せっかくだから望遠鏡でも覗いてきたらどうだ?」と言われた。
僕は親から小銭を数枚受け取って、他の観光客に混ざって、設置されている観光望遠鏡から、海に出ているたくさんのヨットやクルーザー、飛び回っている海鳥や、遠くを運航している大型タンカーを見て遊んでいた。
望遠鏡は、性能が最新のものなのか、手入れがしっかりされてい


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