バイトの帰り道

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2022-02-22

今から10年前ぐらいの話なんですが、忘れられない思い出なのでここでお話しさせていただきます。

僕が大学2年か3年の時だった冬にサークルの飲み会の帰り道で駅の切符売り場で、中学校の同級生に「香苗」会った。
香苗は僕に気付き話しかけてきた。
「〇〇君だー うわー久しぶりー」呂律が回ってないのがありありとわかった。
香苗は酷く酔っ払っていた。
中学校では生徒会長ですこぶる優秀な彼女は岩手でも1番の進学校に入ったと聞いていた。大学も優秀な大学へ行ったと聞いていた。
彼女は小柄でスレンダーで、広瀬すず似の美人であった。21歳になりますます美人になっていた。
クラスで全然目立たなかった僕を覚えていてくれただけでも嬉しかった。

かなり酔っているのかニコニコしているだけで、話にならなかった。
どうやら切符を買おうとしているが、コインを入れる場所がわからない程酔っ払っているようだった。
暫く彼女の酔いを覚ますのに付き合うつもりで駅の構内で話をしていた。ただ

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