僕の風俗体験日記

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2008-03-21

1996年、春。隆志はとある高校を卒業した。 
受験に落ちた隆志と、大学に合格した友人である健太郎は、とあるたくらみを企てていた。 
「なあ、健太郎よ。俺らはついに高校3年間で童貞捨てられなかったよな・・。」 
「ああ、そうだな・・。」 
 3月とはいえ、まだまだ冷たい風が吹く中、2人の憂鬱な心はさらに冷えていった。 
片手に持った缶コーヒーも冷えていく軽い沈黙の中、健太郎が言った。 
「なあ。俺らこのまま卒業してもても、童貞を捨てられないんじゃないか?」 
「・・・かもしれん。俺は浪人だが、その間に捨てられる気もしねぇし・・。」 

(やっぱ、大学に入るまでに童貞って捨てるべきなんじゃないだろうか) 

そう心の中でつぶやいた二人。 
高校3年間で彼女も作れず、女友達も皆無だった2人は、 
ほぼ同時に相手に向かってつぶ

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