フェリーの出会いの一夜

開く
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北海道から東京に行くのに、バイクの事から、フェリー。そして、客室に入ると、二段ベッドが二つの4人部屋に、一人。バイクの運転のために履いていた皮ズボンを脱ぎ、スウェットに着替え様とした時に、突然、ドアが開いた。若い女子が、驚いて、あっ、ごめんなさい。慌てて、ドアを閉める。俺は、一体、何なのかとっ、思った。そして、フェリーの出港から、数時間の事が、ひどく永く思えた。北海道の苫小牧を正午に出港したフェリーの東京到着は、翌日の午後6時。客室を出ると、通称、カーペットとっ、呼ばれる大広間に、先ほどの女子。俺は、缶コーヒーを飲みながら、様子を眺めた。そして、声をかけた。あっ、先程の方ですね。女子は、一瞬、困惑しながらも、言った。どうも、すいません、部屋を間違えて。話を聞くと、自分と同じ、4人部屋に、一人。そして、時間を持て余して、船内を右往左往していた。良かったら、僕の部屋に、来ませんか。あっ、はい。どこか、遠慮する小声で応じた。  女子は、瀬川香美。札幌の専門学校を卒業、札幌のホテルに就職。しかし、人間関係から退社。神奈川県内の親戚に行くことになり、車が有るので、フェリーの利用。香美は、部屋に入るとっ、一気に、身の


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