最後の2年は暗い密室で 死後7年半顧みず

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2014-06-27

生きていれば13歳、恐るべき放置 最後の2年は暗い密室で 死後7年半顧みず

2014.6.27 10:27 (1/3ページ)[死体遺棄] 

斎藤理玖ちゃんの遺体が発見されたアパートの玄関前には、たくさんの花やお菓子が供えられている=神奈川県厚木市下荻野(岩崎雅子撮影)


 神奈川県厚木市のアパート一室で5月30日、斎藤理玖ちゃん=当時(5)=の白骨遺体が発見されてから、まもなく1カ月となる。死亡までの2年間にわたり密室で過ごし、死亡後も約7年半放置され続けていた理玖ちゃん。父親で無職の斎藤幸裕容疑者(36)=勤務先から家族手当を詐取した詐欺容疑で再逮捕=は謝罪の言葉を口にするが、理玖ちゃんは戻ってこない。アパート前には供え物が絶えず、理玖ちゃんの冥福を祈る人たちが訪れている。厚木市などでつくる地域協議会も26日、反省をふまえ再発防止策をまとめた。

 理玖ちゃんの遺体が見つかった厚木市下荻野のアパートは閑静な住宅街にあり、目の前は通学路で小中学生や

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