四川大地震で男児守り死亡の母、携帯に遺書
2008-05-21
「愛したこと忘れないで」、四川大地震で男児守り死亡の母、携帯に遺書
2008.5.20 09:11
このニュースのトピックス:四川大地震
【成都(中国四川省)=福島香織】「お母さんのことを忘れないで」。身をていして赤ちゃんを守り、冷たくなった母親の手にあった携帯電話には、最後の力を振り絞った1行の遺書が残されていた。20日の国営新華社通信が報じた。
この母親は最大被災地の一つ、四川省綿陽市北川(ほくせん)県で、地震発生翌日の13日、四つんばいになった格好で遺体で発見された。遺体は倒壊した建物に圧迫されており、救援隊は立ち去りかけたが、何となく