隣家のお姉さん

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昔、うちの隣に古い借家があった。
そこに住んでいたお姉さんの話をしたいと思う。
名前は結子。確か、私の5学年上。長い黒髪をセンターで分けた成海璃子似の美人さん。
正直、あいさつ程度の付き合いだったけど、密かに”キレイなお姉さん”ていうイメージを抱いていた。

あれは小6の秋だった。
宿題を終えて庭に出ると、隣家からギシギシという物音が聞こえてきた。
隣はいわゆる木造平屋建て。塀や柵なども設けられておらず、うちの庭から簡単に侵入できる造り。
そこで辺りを見渡していくと、半開きになった窓を発見する。中の様子をこっそり覗いてみたら、そこには彼氏らしき男と愛し合っているお姉さんの姿が。

「結子ぉ♡ 結子ぉぉ〜♡」
「あぁ……あぁぁ……」


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