セックスにトラウマのある女の子・前編

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2019-12-17

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高2の秋のことだ。
修学旅行で広島に行った。
(登場人物はすべて仮名)

旅行初日の晩には定番のアレがあった。
が、展開がちょっとおかしかった。

「俺は断然鶴田さんだな」
「俺も俺も」

隣のクラスには、鶴田さんという女の子がいた。
部屋の電気を消して、布団に包まって、廊下の足音に意を配りながら、ひそひそ声で、あの子がイイだのあの子はダメだの話し合うのが醍醐味だというのに、どいつもこいつも「鶴田さんがいい!」としか言わない。
なので、まったく議論にならない。
鶴田さんの顔は・・・今思うと、そんなに可愛いわけじゃなかったと思う。
整っているが、少し目がきつい感じ。
でも・・・。

「絶妙だよな、あの胸」
「ああ、あの体型にはあのサイズしかない。お尻もちょうどいい」
「手とかほっぺたとかさ、真っ白なんだよな」
「つうことはだよ、たぶんおっぱいも真っ白なんだぜ」

そうみ


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