下の階に住んでいるおじさんと人妻美佐子

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 ここは郊外にある団地です。8階建ての団地が6棟あり、近くには大きな公園があり団地に住んでいる人達の憩いの場となっている
朝早くからお年寄りたちのラジオ体操が始まり、ゲ-トボ-ルをする人、池では釣りをする人、公園の周囲を散歩する人など等である。  美佐子は32歳で、2歳年上の夫と2人でこの団地に引っ越してきてばかりである。夫婦には子どもはいなかった。望んでいるのだが、残念ながら、まだ授かっていないのである。引っ越してきて2日目の日である。美佐子が近くのス-パ-で買い物をしている時に、ひとりの50代の男性が話しかけてきたのです。「奥さん、団地の生活には慣れましたか? わたしは下の階に住んでいます木戸といいます。奥さんたちが引っ越してきたとき、たまたま見かけたのでね。」 木戸という男性は、やさしく、にこやかに話しかけてきたのです。美佐子は、まだ団地に来て、まだ知り合いもいなかったので、うれしく思い「ありがとうございます。沢田といいます。今後もよろしくお願い致します」と丁寧に頭


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