僕の童貞を奪った“能面ねえちゃん”との恐怖体験
2015-08-18
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僕が高1の頃の話。
いつも通学している電車内に、能面のような無表情の女性がいました。
服装は地味な割に、いつも黒いストッキングばかり穿いているので、ちょっとメンタルイカレ系の人かなと思っていました。
密かに仲間内で『能面ねえちゃん』と呼ばれており、気持ち悪がられていました。
どういうわけなのか、僕と行き帰りの電車が一緒になりだしたので、正直電車を遅らせようともしてみましたが、いつも忘れてしまい、結局また能面ねえちゃんと同じ電車になってしまうのでした。
あれは確か、学校祭の練習で帰宅が遅れた秋のことです。
先頭を行く電車が先の駅で車両故障を起こしてしまい、バスでの代行輸送になるため、電車を降りて駅のホームに立った時でした。
目の前に能面ねえちゃんがやはり無表情で立っており、こちらを見ていました。
(怖えぇ・・・)
そう思った瞬間、能面ねえちゃんが口元を少し緩め、ニヤッとしながら、かすれた声で、「ぼく、可愛いねぇ」と言い寄ってきたのでした。
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