あっちゃんとワレメ ~壱の回~
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小学生五年の時、おれは見てしまった。
なにかというとワレメだ。
田舎だったということもあり、男女混合での水着の着替えがあった。
もちろんまだ昔だったせいもある。今じゃ考えられないのかもしれない。
おれが最初に見た子ははっきり言えばブスの子だった。
顔は間抜けなピ○タ○ラビットみたいな感じ。
ただ乳はまあまあ大きかった。
残念ながら乳は見れなかったが、ワレメは見えた。
タオルの隙間からだ。動いた時に見えたのだ。
男兄弟しかいない俺には衝撃的だった。
(お尻が前にある……)
冗談ではなく、本当にそう思った。
ウンコも前から出ると思った。
放課後、図書室で調べてワレメの存在を知った。
その夏、おれは覚醒した。
できるだけ多くのワレメを見ようと決めたのだ。
女子は計十二人。すでに一人はクリアしている。
しかし計画はすぐ頓挫した。
台風が来たのだ。プールは中止。
体育館での運動が主になり、正