マット2
2004-12-25
せっかく買ったコンドームだったが使うチャンスは中々来なかった。
兄さんはスキーに行っていたので、彼女の家に行けば出来ないことは無い。
でも何となく私には”後ろめたい”感じがあったし、
正直彼女の親父さんにビビッているところがあった。
もし、最中に見つかったらどうしよう・・・。私は情けない根性無しだった。
次の日、彼女の家の前に行ってから親父さんの車が無いのを確認して、私は声をかけた。
すると、いつもは愛想のいいお母さんが無表情に応対したので、私はすごい不安に襲われた。
彼女はいつも通りだったのでホッとしたが、どうもお母さんの態度が気になる。
「どうかしたの?」
「何?」
「いや、お母さん、機嫌悪そうだけど・・・?」
「別にそんなこと無いと思うけど、でもバレちゃった」
「!★!」心臓が止まるかと思った。
「え?あっ、そのことじゃないよ、○○が来たこと」
「・・・、はぁ~。そう、でもどうしてだろ」