妻がパイパンにしていた本当の理由
2023-01-19
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最近、俺たち夫婦にも子供ができ、幸せに暮らしている。
俺(拓哉、27歳)と、妻(由香、27歳)は保育園から高校まで同じ幼馴染だ。
由香は小柄だが可愛い感じの女の子で、家が近くだったこともあって、幼い頃はよく一緒に遊んだものだ。
高校を卒業すると、俺は親父の商売を手伝い、由香はK市にある短期大学に進んだ。
それから音信不通。
3年後、孫を連れたおばちゃんが、「今度の新しい保母さんは本当に可愛い娘だね」と言ってるのを聞き、もしやと思い保育園を覗くと、やはり由香だった。
次の日曜日、電話をするとすぐに会ってくれた。
近くの喫茶店で食事をし、お茶して学校時代の話に盛り上がった。
俺が失恋したことまで知っていた。
それからは、どちらからともなく誘い合って、食事をしたり、ドライブをして一緒に過ごすことが多くなった。
でも、俺が純情だったのか勇気がなかったのか、由香と手を繋いだことがあっても、それ以上はなかった。
ある日、思い切ってプロポーズ