ストーキングキャット
----/--/--
ご主人様のお帰りは足音ですぐに分かった。
冬至の暗がりの中、白のニットと黒のジャケットのコーデはご主人様に間違いなかった。
「しろ。ただいま」
「おかえりなさいませ。ご主人様」
デニムのショートパンツに着替え、部屋でくつろぐご主人様。
スレンダー美脚にこんもりとした恥丘がまぶしい。
ここぞとばかりにご主人様の股間に頭をこすりつけた。
こつん。
頭を軽く小突かれたが、それでも、何度も何度もその動作を繰り返した。
「感じてきちゃった」
パンツを脱ぐと、ご主人様の時間が始まった。
しかし、一気に果てると思いきや、仕事疲れからかぐったりと動かなくなるご主人様。
放置されたその部分を舌でこすると、やがて、荒い息遣いが。
ドクっとあの液体が零れ落ちた。
それから、その日はクリスマスイブだった。
朝からお休みをとり、ピンクのカーディガンとピンクのニーハイでお出かけになるご主人様を