僕 美晴ちゃんが好きだー
2007-11-01
「美晴ちゃん ぼ、僕 美晴ちゃんが好きだー!」
「きゃっ!?」
「好きだ、好きだ、好きなんだー!」
「ちょ、ちょっと やめて、やめてよ お兄ちゃん」
美晴ちゃんと僕は7歳違いの幼なじみだった。
家が隣同士で昔から兄妹の様に遊んだ仲だった。
そんな二人だったが、ここ最近は疎遠になっていた。
主な理由としては僕が大学生になったからだと思うが、
美晴ちゃんも小学校の高学年になってからは
僕と口を利くのも何処か恥ずかしそうになっていた。
まあ、美晴ちゃんも僕の事を異性として気にし始める
年頃になってしまったという事なんだろう。
そう言えば、美晴ちゃんのおじさんも一緒にお風呂に
入ってくれなくなったといつか嘆いていたような気がする。&nb