献血ルームの熟女ナースの優しい手

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2014-07-23

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もうすぐ100回目の成分献血ということで、その日はずいぶん張り切っていた。

24時間勤務が明けてそのまま寝ずに、飯も食わずに、献血ルームに入った。
献血の前にジュースの一杯でも飲んで、後は献血しながらリクライニングをフルフラットにして寝ようと決めていた。
そうすりゃ倒れることはないだろうと。

いつものように、馴染みのおばさん看護師と冗談を言いながら針を刺してもらい(全くの無痛)、水分補給のカルピスソーダを頼む。
フルフラットにて爆睡。
一時間後、無事に血小板成分献血が終了。
二杯目のカルピスソーダも飲み干した。
シートの背もたれを元に戻す。

「お疲れさまでした」

「どうも」

よっこらしょとシートから降りようとした。
目の前が真っ暗になった。

平衡感覚を失い、壁がどこで天井がどこかも分からない。
目隠しをしてグルグル回った時の、あの気持ち悪さを三倍にしたような気分の悪さだ。
なにやら


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