母と同級生②

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2006-05-14

前編:母と同級生
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おはよう、元哉」
翌朝、美母はいつも通りの優しい笑顔に戻っていた。今、元哉と美奈子、
そして健太と京介の四人は仲良くテーブルについて朝食をとっている。
元哉を除き、三人はいつもと変わらぬ様子で談笑していた。
しかし、元哉だけは視線を宙に泳がせうつろな表情だった。
元哉は昨夜の淫事を目撃した後、どうやって部屋に帰ったのかは覚えていない。
ただ美しい悪夢に犯された少女の様に布団を被って眠りについたことだけを覚えていた。
美母の呼びかけにも反応の無い元哉に、隣にいる健太が心配そうに声をかける。
「どうしたんだよ、元哉」
はっ!と現実に引き戻された元哉。自分を思いやる友人の暖かな視線に昨夜の淫景がシンクロした。
しかし、あえて冷静さを保つ。
「ああ、なんでもないよ。寝不足かな・・・ははは」
「よく言うよ!一番早く寝て

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