痴漢少年サルの生態観察録・前編
2016-03-25
この体験談は約 5 分で読めます。
僕は都内の会社に勤めるサラリーマンです。
僕が出会ったある小学生の少年について書きたいと思います。
その少年に初めて会ったのは、僕がいつも帰る電車のホームでした。
おそらく塾の帰りのでしょうか。
勉強用のかばんを持ってホームのベンチに腰掛け、プラプラと足を振りながら電車を待っていました。
その少年はかなり小柄な体型の小学生の子で、まるで子ザルのように目がぱっちりした愛嬌のある顔で、なんとなく印象に残りました。
ちょうど帰宅ラッシュの時間帯で、電車はいつも満員電車です。
(まだあんな小さいのに。よりによってこんな時間の電車に乗るなんて小学生も大変だなぁ)
僕はその時、その少年に同情していました。
まもなく電車が来て、僕は車両に乗り込みました。
車両は例によって身動きも取れない満員状態です。
何もするべくもなくその窮屈な状態に耐えていました。
ふと僕の近くのドア側を見ると、綺麗な女性が同じく目を瞑って俯き加減で、同じくこ