目の前で痴漢が行われていた
2012-08-23
夜19時の、席は埋まってるけど全然混んでない井の頭線で、下北沢から乗って来た男が
私の隣に立っている女の子の後ろにスーッと近寄った。
男は薄いスウェットみたいな生地のズボンの上から自分の股間をきゅきゅっと揉んだ。
男が手を離したソコは、横になった富士山のように盛り上がっていた。
男の右手の甲が不自然に女の子のケツのほうへじりじり寄っていく。
男は鋭いのに溶けそうな目つきで女の子の後ろ姿を見ていた。
男の顔は決してブサイクではなく、背も175位はあるしスラッとしている。
ただ、10代かと思ったがよく見ると30代にも見え、普段何をしてる人か、
目の前にいるのに何故か想像がつかなかった。
彼の印象はとても不安定で、社会のどこにも属し(せ)ていない人、という感じがした。
女の子は全く気付いていなかった。
私は、触るまで待って警察に突き出すよりも、へんな目つきをして股間に富士山をたたえている
この男へ、何か“いつくしみ”みたいなものを