加奈

開く
----/--/--

最初はゆきずりの一夜だと思っていましたけど……、これは後輩の彼女を奪いとった時の話です。

 加奈は、僕の一つ年下の22歳。本当は僕と付き合いたいと思いはじめ、僕の所属するサッカークラブのマネージャーになったのですが、チームの後輩から強引に告白された事と、ちょうどその頃僕が足を故障して治療の最中という事もあって、加奈のアタックを受け流して、はっきりしない態度を見せていたため、俺からの返事はノーだと考えた加奈は、後輩と付き合うようになりました。
 後輩を悪く言うわけではないのですが、独占欲や嫉妬心が強い彼では、加奈の気持ちに応える事は難しいと思っていましたが、やはり加奈もそういった彼の一方的な思いを辛く感じるようになり、付き合い始めて二ヶ月位のある日、相談に乗って欲しいとメールをもらいました。
 後輩が仕事の関係で一日家を空けるということで、加奈もこの日を待ってくれていたようでした。

 その日の夕方、加奈のマンションの下へ迎えにいきました。薄いピンク地の浴衣姿で現われた彼女は、夕焼けの光りと重なり、男として彼女を自分のものにしたいと強く実感した瞬間でした。こ


お勧めの体験談