被災した夜、今死んだら童貞だと思い母に抱きついた
2020-08-13
この体験談は約 3 分で読めます。
去年、僕の家の周辺地区で集中豪雨災害がありました。
あれから4ヶ月経っても、近所の人や友達は雨が降るたびに、その時のことを思い出して怖くなるそうです。
僕の家も1階全部が冠水しました。
その日から2ヶ月近く2階で暮らしたくらい被害を受けました。
確かに近所の人が言うように怖かったですが、ただ僕は、その日に初めて別のすごいことを体験したので、個人的には違う思いを抱いています。
集中豪雨のおかげっていうか・・・。
あの日、我が家の床上に水が来始めたのが12時過ぎでした。
1階で寝ていた母さんが慌てて僕の部屋に飛び込んできて、2人で1階の荷物を必死で運び上げました。
あんなになるとは思ってなかったのですが、2時くらいには2階の床くらいまで水が来て、もうどこにも行けなくなってしまいました。
僕のベッドの上で母さんと2人で座り込んでいました。
父さんは高松支店に単身赴任して、去年から居ませんでした。
水音が、まるで川の中に居るように聞こえ