ストーカーまじ怖いお

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2010-09-08

幼なじみの恋人に一目惚れしてしまった。

彼女に初めて出会ったのはもう8年も前になる。京都でそれなりの家に生まれ育ち、尊敬する父と同じ弁護士になりたくて猛勉強をして東大に入った。
大学1年の夏休みのお盆に里帰りをした時に幼なじみと会った。彼は高校在学中にアメリカの大学に編入した天才だった。たった2年で修士課程を終了させて日本に戻り、京大に入った本物の天才だ。
けれど、才能ある人間にありがちな気性の激しさや奇矯なところがなく、穏やかでニコニコと笑いながら場の雰囲気を明るくする人柄を持っていて、あまり人付き合いがうまくない俺とも絶妙の距離感で付き合ってくれていた。
その彼と一緒にいたのが彼女だった。照れくさそうに付き合っていると紹介された。背が高く誰もが振り返るような美少女だった。
東京にいれば綺麗な人はいくらでもいた。電車に乗るだけでモデルのような美人がいるし、麻布あたりなら海外から来た美人がたくさんいる。
それでも、彼女の美しさは衝撃だった。
あまり感情を出さない人間だった俺は無難に挨拶したが、そ

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