ママが煙草を吸う夜
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僕は中学二年でした。
それは建築技術者であるパパが、災害復旧のためにしばらく派遣先に滞在していた時でした。
夜ふけに勉強していた僕は、おトイレに行こうと家の一階に降りました。
すると、かすかに煙草の臭いがするのです。
うちには煙草を吸う人はいません。臭いを追ってみると、応接間から臭ってくるようでした。
(こんな夜中にお客さんだろうか……)
僕はそっと、ドアのすき間から中をのぞいてみました。
応接間には、小さな灯りが灯っていて、ソファーに、ママが座ってるのが見えました。
パンティー一枚のハダカでした。
「省エネだから、一緒にお風呂入っちゃおうよ。」
そう言って、今も時々僕と一緒にお風呂に入るママです。
キレイなハダカを見慣れています。
でも、そのかすかな灯りに照らされたママのハダカは、すごくいやらしく見えました。
ママが煙草を吸っているのです。
ママが煙草を吸うのを見たのは初めてでした。
まだ女子高生みたいな