ぼくのペット。
2007-04-26
僕のペットだった…
もう、この世にはいない…。
あれは、中学3年生の春頃。
僕達は、友人のN君の家で出会った。
N君は、春休みに家族で北海道に旅行へ行き昨日帰ってきたところだ。
「おみやげ楽しみにしててね。」というメールを旅先からもらっていた僕は、わくわくし
ながらおみやげを受取りにいった。
なにせ、北海道なんて僕にとっては未知の世界なわけで、いったいどんなおみやげがとび
だすのかドキドキしながら、大きさの割には少し重いお土産袋をあけた。
それは、プチプチに包まれていた…。
僕はプチプチをそっと外した。
ガラスビンの中から顔を覗かせる君は、小さくて、とても愛らしくて…。
一瞬で僕の心を鷲掴みにした。
「まりも…」僕は呟いた。まさか生のまりもにおめにかかれるなんて…
僕はN君に礼