花火とラブホと、ゆうれい

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あれは、高校3年生の時でした。

高校最後の思い出つくりに僕と友人とそれぞれの彼女とで花火をすることになりました。
夕方6時に集まってとある公園にいくことにしたのです。
その公園には、ほとんど明かりがありません。
遊具といえば鉄棒とブランコしかない小さな公園です。

昔はそこに幼稚園があったらしいのですが、村に過疎化が進んで廃園となり公園だけが残ったといった寂れた公園でした。
僕と友人は、小学校の頃よくその公園にいって探検ゴッコをして遊んでいた場所だったのです。
が、中学、高校の頃には行かなくなり懐かしさを探しにそこを花火をする場所として選んだのでした。
僕と友人は、懐かしさと彼女達の浴衣姿に浮かれ気分だったのですが、彼女達はちょっと怖がっていました。

その公園の雰囲気に・・・。

しかし、花火を始めたら彼女達も花火の明るさと綺麗さで怖さが無くなったのかだんだんその雰囲気が楽しくなってきたようでした。
花火も大詰めとなって、最後にする花火といえば


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