君との思い出
2008-11-13
君とは子供の頃からずっといっしょだった
ご飯を食べるのも
お風呂に入るのも
夜寝るのも
いつも二人いっしょだった
夜遅くまで公園で遊んで、いっしょにお母さんに怒られたこともあった
一人っ子の僕にとって、君は一番の友達だった
永遠に続くかと思われた楽しい日々
―─ 時の流れが憎い
あいつは、徐々に君の体を蝕んでいった
ある日、耳が聞こえなくなった
ある日、目が見えなくなった
そしてついに…歩くことも困難になった
―― 時の流れが憎い
君が生まれて11年