この歳になって 第三章

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「枯れ専女子」という女性たちが30歳くらいを中心に増えているそうだ。これは社会の厳しい荒波にもまれ人生の酸いも甘いも知り尽くし、若い男のギラギラした油の様な性欲が抜けきった「枯れたオジサマ」を好む女性のことだ。オジサマは概して金や女を深追いせず家庭の幸福を第一にするので彼女達にもてるようだ。
僕は今年57歳になるが、昨年28歳の自分の美人秘書の体当たり攻撃を受け童貞と処女を交換して結婚することになったのは以前「この歳になって」に書いた通りだ。もうすぐEDを覚悟していたが、彼女の妖艶なまでに白く美しい全裸を見せつけられると使っていなかった性欲がぐつぐつ煮えて彼女の体を貪りセックスして喜ばれるようになるから世の中分らない。
彼女とは平日真面目にひたすらお仕事をして週末にセックスデートをしている。彼女は一生懸命ラブコスメという若い女性向けのセクシー商品を扱う会社の経験の少ない女の子用教材で男性との接し方を研究しているので、僕はそれにすっかり甘えてセックスは彼女のペース任せにしているダメオジサマになっている。
しかし初めて彼女から処女を貰って女性に射精した時は特に何も感じ


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