剃毛して全裸で街中を歩きたい・後編
2020-09-09
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ドアを閉め、鍵をかけた。
自分が全裸で戸外にいるのだと強く意識した。
誰に見られているわけでもないのに、恥ずかしさが不安に取って代わり一気に襲いかかってきた。
正確には誰かに見られる不安がなくなったわけではないが、視姦されていると錯覚し始めてからは恥ずかしさが上回ったのだ。
(見ないで。身に着けているのは股縄ではなくて、Tフロントのショーツなの。恥ずかしいあそこを隠したいだけなの)
心の中で必死に叫んでいた。
(公園に着いたら必ず外します。本当の姿を全て曝け出し見て頂きますから、今は許してください。見ないで下さい)
膝がガクガク震えている。
衣服を纏わないことが、こんなにも頼りないこととは思わなかった。
でも、しかし凄い興奮を与えてくれるのだ。
ストリッパーやAV女優はとても気持ちいいことをしているのだろうと思った。
私も公園に着いたら、空想の舞台でストリップを演ずるのだと決めた。
だが一方で、もう部屋に戻ろうかとも