長距離トラックの運転手と恋仲になって

開く
2016-11-14

この体験談は約 6 分で読めます。

私が初めて彼に会ったのは、ある運送会社の事務所でパートで働いていた時のことです。
事務所の受付で、向かい合わせに立った彼は背が高く体格が良い人で、私は見上げてしまいました。
私を見つめるサングラスは、一瞬“怖いおじさん”を連想させます。
私が怖がっていると思ったのか、彼はすぐにサングラスを外してくれました。
目元が涼しげで穏やかな印象です。

「やあ、可愛い姉ちゃんやね。俺、ここ初めてやねん、これから定期的に来るからよろしくな!」

最初に受けた印象とは違って、少し甲高い声と軽い感じの話し方で、親しみ易そうに思えました。

「まあ!お上手ですね、何も出ませんから、おばさんですけどよろしくね!」と答えておきました。

それから毎週、一度か二度やって来るようになり、私が出勤した時には、いつも彼のトラックは来ていました。
私が車から降りると、トラックの窓を開けて手を振ってくれ、私も手を振ってそれに応えました。
事務所に入ってくる時は、必ず何か飲み物とお菓


お勧めの体験談