国内混入を否定した中国で中毒
2008-08-06
天洋製回収ギョーザ、中国で中毒 メタミドホス現地混入強まる
2008.8.6 10:00
このニュースのトピックス:中国製ギョーザ中毒問題
ギョーザ中毒事件後に回収され、「天洋食品」の冷凍庫に山積みされたギョーザ=2月、中国河北省石家荘市 中国製ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品(中国河北省)が事件後に回収した冷凍ギョーザが中国国内で流通し、ギョーザを食べた中国人が有機リン系殺虫剤「メタミドホス」による中毒症状を起こしていたことが分かった。
複数の関係筋が6日、明らかにした。中国公安当局は2月末、「原材料、清算、輸送過程で異常はなく中国国内でメタミドホスが混入された可能性は極めて小さい」との見解を表明したが、日本に輸出されていないギョーザからメタミドホスが検出されたことにより、中国での混入の可能性が強まった。日本政府は外交ルートを通じ、中国側に事実関係を確認するとともに、より一層の捜査協力を求めていく方針。
福田康夫首相は6日午前、広島市内のホテル