あんまり話したことのない女子と公園のトイレで
2021-04-22
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その日、最高気温は35度を超えていました。
俺(高2)はTシャツにジーパンというラフな格好で、公園のベンチでメールをしていました。
普段なら家のクーラーに当たっているところですが、今日に限って壊れてしまい、やむなく外に出てきたのです。
日陰でちょうどいい風が吹いているベンチは本当に心地良かったです。
周りの人が汗をダラダラと垂らしているのに、1人だけ心地良い風に吹かれて、なんだか勝ち誇ったような気分でした。
「あれ?ユーキじゃん」
涼み始めて30分ほど経った頃でしたか。
俺の前にクラスメイトの香澄が立っていました。
膝より少し上程度のミニスカートに、胸が少し見えるくらいのキャミソール姿の彼女は、見慣れた制服姿より遥かに扇情的でした。
「おう、香澄か、何してんだ?こんな暑い日に散歩ってわけでもないだろ」
「ユーキの座ってるそのベンチ、私のお気に入りなんだよね。いい風が吹いてくるんだよ」
なるほど、香澄もこのベンチの愛好者なのかと納