そういう年頃
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クラスに好きな男子がいた。
私は彼の一匹狼的なところ、何だかんだ言って優しいところ、鋭い視線、私より少し大きいくらいの丁度いい身長、温かい背中、他の生徒とは違った色気、全てが好きでもうゾッコン。
(周りの友達には趣味悪いとか、もっとイケメンいるよとか言われたが)
そんな彼が夏の体育の後に急な熱で早退することなった。
私は彼と同じ保健委員だった事もあって荷物を保健室に届けにいくことになったが、彼はちょっと怖い性格をしていたからすぐに戻って来るつもりでいた。
保健室に入ると先生はいなかった(先生は親に連絡したり担任と話したりしていたらしい)。
1つだけカーテンが閉まっていたからそこを静かに開くと、彼は寝ていた。
普段見ることが出来ない寝顔、そして、決して外すことの無かった眼鏡を外しているっ!!!
私の心臓はバクバクだった。
穴が開くほどジ――――――っと見ていると、パッと目を開いて
「何してんだよ、てめぇの様な分際で…」
と言ってきたから、まだ喋っていたけど