夕刻から深夜にかけて若い男女が
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毛遊び(もうあしび)とは、かつて沖縄で広く行われていた慣習。主に夕刻から深夜にかけて、若い男女が野原や海辺に集って飲食を共にし、歌舞を中心として交流した集会をいう。
毛(もう)とは原野を意味し、集落によってはアジマーアシビ(辻遊び)、ユーアシビ(夜遊び)と呼ばれる例もあったという。参加を許される年齢はおおむね男子は17~25歳くらい、女子は15~22歳くらいで、ほぼ一人前となり、結婚適齢期とみなされる男女が対象となったとされる。 このような習俗は沖縄のみならず、近代以前ま