■「国のイベントで やっと就職…なぜ、この仕事?」
2011-07-06
特集は、国が行った就職イベントである企業に採用されたひとりの青年が主人公です。
就職直後から不本意な仕事をさせられた上、給与を払ってくれないという訴え。
現実に起こっている雇用の現場の実態です。
関西の有名私立大学に通っていた山下さん(仮名)。
就職難の中、1年半にわたって就職活動を続け、卒業間近の今年1月、ようやくある企業の内定を得ました。
<山下さん(仮名)>
「レアメタルとかレアアースとかを回収して、それを販売してる会社だと。魅力ある仕事をしてるんだと思って、やりたいと伝えたところ内定が決まりました」
これが、その企業「A社」の求人票です。
規模は大きくはなく給与も高いとは言えませんが、専門的な技術を持つベンチャー企業のようです。