I love me
2009-07-22
「朝食、じゃなくて昼食の前にお風呂でもいかがですか? 女湯を使うのはお客さまだけだからノンビリできますよ」
「ええ、そうするわ」
圭子はけだるげに答え、タバコを灰皿に押しつけて立ち上がった。しかし、まずはトイレに入った。
恭太はトイレの音に耳を澄ませながら、圭子のタバコの吸い殻を口にくわえて唾液をむさぼり、枕やシーツに顔を埋めて甘い匂いを嗅いだ。
さらに部屋の隅にあるクズ篭を見ると、丸められたティッシュが数個入っている。手に取ると、やはりハナをかんだようなものではなく、女子大生が言っていたみたいなオナニーの愛液を拭ったもののように思えた。
ひょっとしたら旅行カバンの中には、電動のクネクネバイブでも入っているんじゃないかと思ったが、圭子はすぐにトイレから出てきてしまった。
恭太は急いで布団をたたみはじめた。
「じゃ、お風呂に行ってくるわ」
「いってらっしゃい」
圭子が出ていったのを確認すると、恭太はクズ篭のティッシュをポケットに入れ、枕カバーとシーツを外して残り香を吸い込ん