怖がりの姉。③

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2021-01-30

 夜11時をまわり、寝ようとベットに入ると、ノックが聞こえました。

 「優くん、まだ起きてる?」
 ピンク色のパジャマを着たお姉ちゃんが、部屋に入ってきました。
 「外から何か物音が……。もしかしたら泥棒かも………。」
 今夜は両親が居らず、二人きりです。
 「風の音だよ。戸締まりも確認したし、大丈夫だよ。」
 「そう………。何か怖いわ……。ねえ、今夜は一緒に寝よっか。」
 
 そういうと、お姉ちゃんは僕のベットに潜り込みました。甘いいい香りがしました。
 「姉ちゃん、狭いよ。」
 「昔はよく一緒に寝たじゃない。」
 「いつの話だよ。もう僕たち大人だよ。」

 セミダブルのベットですが、お姉ちゃんの身体が腕に触れました。
 「ねえ、優くん。もうした?」

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