花屋ですが、常連の奥様に電マをバイブを贈りました
2020-11-12
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私鉄沿線のS駅近くで花屋を営んでいる2代目店主です。
これは2年前の話です。
お座敷、ダイニング用の活花を定期的に購入されるお客様、理絵さん(33歳)の旦那様がアメリカに転勤となりました。
理絵さんは子供さんの学年の区切りなどを考慮して、時期が来るまでお子さんと2人の生活に入ったそうです。
したがってお座敷用の花は不要との申し出を寂しそうに語っていました。
「それは不自由なことですね」
私は同情の言葉をかけました。
お花を届けるたびに気軽に話を交わしますし、時にはリビングでコーヒーをご馳走になりながら世間話をします。
「不自由」の言葉は、ある意味を込めて申し上げたつもりでしたが、理絵さんにも通じたようで、やや顔を染めて、「そうなの。まだ若いからどうしましょう」と返され、期待以上の言葉にどぎまぎしつつ、「今は優れた代用の品がありますから、それらで慰めるといいですよ」と理絵さんのお顔を見ながら呟くように話しました。
「えっ、そんなのがあるんですか?」