父が部屋の戸に粘着テープ、監禁2年 厚木5歳致死容疑
2014-06-17
父が部屋の戸に粘着テープ、監禁2年 厚木5歳致死容疑
2014年06月17日 20:00 朝日新聞デジタル
写真斎藤理玖君の遺体が見つかったアパートの部屋の前には、お菓子や飲み物、花束が供えられていた=16日朝、神奈川県厚木市、岩尾真宏撮影
神奈川県厚木市のアパートで斎藤理玖(りく)君(当時5)の白骨遺体が見つかった事件で、トラック運転手の父斎藤幸裕(ゆきひろ)容疑者(36)=保護責任者遺棄致死容疑で逮捕=が、理玖君がいた和室の出入り口を粘着テープで固定し、死亡するまで約2年間にわたり監禁状態にしていたことが17日、捜査関係者への取材でわかった。
和室は6畳間で、遺体が見つかったのも、この部屋だった。捜査関係者によると、和室の出入り口は2カ所あり、外に通じる掃き出し窓と、廊下に続く引き戸のふすまが粘着テープで目張りされていた。雨戸も閉めきられていた。